DEI CONSULTING
課題・フェーズ・ニーズに応じて、各専門と連携し、データと紐付けながら、丁寧に寄り添い伴走いたします。
“ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン(DEI)なしに、組織の成長と成功なし“
なぜDEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を推進するのか?
あなたの組織はどこに向かいたいのか?
どのような姿を目指しているのか?
私たちは、グローバル化、少子高齢化、コロナパンデミックによる価値観の多様化という急速な変化の時代に生きています。
しかし、日本の働き方や職場の価値観は、世界に遅れをとり、旧態依然としたままです。
過去の成功体験に固執せず、価値観や働き方を本気でアップデートしなければ、
このVUCA時代において組織の成長や成功は見込めません。
DEIは、経済的な効果をもたらす賢い選択であると同時に、社会的責任としても企業が問われる時代になっています。
そのため、トップやリーダーの中には、これを強制力や外圧のように感じる人も少なくありません。
しかし、ダイバーシティ推進は、組織も個人も豊かにするための選択肢です。
多様性とインクルージョンがもたらす「集合知」、
個々の幸福や健やかさを意味する「ウェルビーイング」、
これらは組織の持続的な成長と成果、すなわち「サステイナビリティ」に寄与します。
「DEIなしに、組織の成長と成功はありえません。」
現状、多くの日本企業は「守りのDEI」(マイノリティに焦点を当てたアファーマティブアクション)にとどまり、方向性を見失っています。
本来の狙いである「集合知で企業競争力を高める」取り組みは不足し、「攻めのDEI」ができていません。
リーダーたちは、目先の「業績」を重視するか、「人」を重視するかの狭間で揺れています。
ジェンダーステレオタイプ、同調圧力、男性中心の同質性、指示統制型リーダーシップ、トップダウン、年功序列のメンバーシップ型雇用……
これらが深く根付く日本独特の文化は、DEIのキーファクターの対局にあります。
したがって、DEIは簡単なことではありません。
“ローマは一日にして成らず”
「攻めのDEI」を目指し、影響力のあるリーダーたちが本気でコミットし続ければ、 DEIの効果や成果は目に見えてきます。
「守りのDEI」も自然に引き上げられます。
今こそ、変わる覚悟とコミットメントが試される時です。
どこからスタートすべきか。どこを目指すべきか。何をフックにするか。トップをどう巻き込むか。
どう経営戦略に紐付けるか。データと紐付けたい。公表内容と現場の実態の乖離を解消したい。研修だけの単発の取り組みにとどまりたくない。
そんな様々な組織の課題やDEIジャーニーにおけるフェーズに対しSHeStandsは各専門チームと連携し、しっかりと伴走いたします。
あなたの組織のポテンシャルを解放し、「集合知」へと変革する景色を共に見に行きましょう。
Is your organization ready for a change?
About DEI
(Diversity・Equity
・Inclusion)
「Diversity(ダイバーシティ)」・「Equity(エクイティ)」・「Inclusion(インクルージョン)」の頭文字から成るコンセプト。
それぞれ異なる概念ですが、それぞれが重要な役割を果たし、「相互作用」しています。職場における効果的なDEI推進を測っていく際、どの概念が欠けてしまっていてもいけません。
【ダイバーシティとは】「多様性」と訳され人々の「違い」とも言い換えることもできるでしょう。ダイバースなチーム構成とは、人種、異なる地域、ジェンダー、セクシャリティ、国籍、言語、宗教、政治、思想、能力、年代、学歴、職歴、背景、経験、など、様々な違いをもったメンバーで構成されている状態。目に見える「表層的多様性」と、見た目では判断できない「深層的多様性」などにわけて捉えることもできます。
【エクイティとは】「公平性」と訳されますが、 「フェアネス」と言い換えることができます、 所属するのすべての人が(どんな少数派や属性であれ) 成功への道筋(キャリアパス)への「アクセス」と「フェアな扱い」が用意されていること。 また不公平(インエクイティ)に気づき、 向き合い、そのギャップを埋めるための取り組みや姿勢をも含みます。
【インクルージョンとは】「包括性」と訳され、「受容」と言い換えることもできるでしょう。所属するメンバーの誰もが、認識され、歓迎され、尊重され、理解され、意義ある形でそこに属し、つながりあいながら、同じ目標に向かい個々のユニークな思い、経験、視点を活かし合えていること。
DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)がもたらすビジネス上の経営効果やメリット
DEIは組織のイノベーションや成長に寄与することは、様々な調査からも明らかにされています。DEI(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)がもたらすビジネス上の経営効果やメリットに関する最近の調査結果の一例です。
①財務パフォーマンス
マッキンゼー・アンド・カンパニーの調査によれば、エスニックおよび文化的多様性が高い企業は、最下位四分位の企業に比べて36%も高い確率で平均以上の収益性を持つと報告されています。また、ジェンダー多様性が高い企業は、27%の確率で財務的に優れたパフォーマンスを示すことが分かっています (McKinsey & Company)。
②イノベーションと意思決定
多様なチームは、創造的な解決策を生み出し、問題解決能力が向上するため、イノベーションと意思決定において優れています。
∟多様なチームは一様なチームに比べて87%の確率でより良い意思決定を行うことが示されています (The Diversity Movement)。
∟多様性がイノベーションを20%、意思決定の質を20%向上させ、リスクを30%削減することが分かっています (The Diversity Movement)。
③従業員のエンゲージメントと定着率
インクルーシブな職場は、従業員のエンゲージメントと定着率が高いことと関連しています。価値が認められ、インクルージョンを感じ(受容されていると感じられる)従業員は、モチベーションが高く、長く会社に留まる傾向があります (World Economic Forum)。
④市場リーチと顧客満足度
DEIイニシアティブは、企業の市場リーチと顧客満足度を向上させることもできます。顧客基盤の多様性を反映することで、様々な消費者グループのニーズをよりよく理解し、新たな市場機会を開拓し、顧客の忠誠心を高めることができます (McKinsey & Company) (World Economic Forum)。
⑤社会的および環境的影響
多様なリーダーシップを持つ企業は、社会的および環境的にプラスの影響を与える可能性が高いです。これらの企業は、コミュニティへの関与において優れ、倫理的でコミュニティ志向であると見なされることが多く、評判やステークホルダーとの関係を向上させます (World Economic Forum)。
<出典>
1.McKinsey & Company (2020). Diversity wins: How inclusion matters. McKinsey & Company. 2.The Diversity Movement (2024). The Power of Teamwork: Why Diverse Teams Drive Stronger Growth. The Diversity Movement.
3.BCG (2018). How Diverse Leadership Teams Boost Innovation. Boston Consulting Group.
4.World Economic Forum (2023). Diversity, Equity and Inclusion Lighthouses 2024. World Economic Forum.
ダイバーシティ・マネジメントの本来の目的
「多様な人材の能力開発で企業競争力を増す」という点にまで繋げられている企業は少ない
(ポジティブアクション止まり)
研修だけで、やれた気になっていませんか?
私たちは、点の取り組みではなく、点と点を線へと繋ぎ、
長期的視点で方向性を定めた、本質的なアプローチを図っていきます。
よくある企業の課題やお悩みの声
- 「どこから手をつけていいのかわからない。」
- 「いつも単発研修だけやっているが、点の取り組みで、効果や実感が薄い。」
- 「トップやリーダー達を巻き込み、本質的なDEI推進を図りたい。」
- 「ダイバーシティ推進の理解の度合いが社内でバラバラ。」
- 「女性の社員にももっと活躍してもらいたい。」
- 「女性活躍推進 ・ダイバーシティ推進に表向き取り組んでいるが、現場実感や効果を感じていない 」
- 「ダイバーシティ推進の意義が浸透していない」
- 「社員のモチベーションやエンゲージメントを上げ生産性・収益性を上げたい。」
- 「多様性を生かしクリエイティビティをあげたい。」
- 「多様性を活かしたチームで、サービスや商品を展開したい。」
日本の独特な文化での、DEI推進は容易なことではありません。
迷って当たり前。
"We are here to help your DEI journey”
SHeStandsのサポート
高い専門性で包括的にサポート
寄り添った丁寧な伴走
グローバル基準とローカリゼーション
DEIジャーニーにおけるサポート
課題・フェーズ・ニーズに応じて、各専門と連携し、データと紐付けながら、丁寧に寄り添い伴走いたします。
DEI Assessment
アセスメント
DEIパフォーマンスを測定するため、正確なデータや情報を得るためのプロセス。定量面における、DEIパフォーマンスレベルを可視化し把握できるため、DEI推進を図るためには欠かせない初歩的なステップとなります。独自開発したオンラインDEIアセスメント(80問程)は、所属メンバーの多様性や、体制・仕組み・規定・職場環境などにおけるDEIパフォーマンスレベル、さらにはDEI浸透度を計測するツールです.
社員サーベイ
e-NPS
eNPS ( Employee Net Promoter Score) を活用し、社員の本音から根底にあるDEI推進の課題を洗い出します。インクルージョンに大切な、個々のセンスオブビロンギングや、声が上げられず、普段は届かない、マイノリティの声や意見をも取り残さず、拾い上げ、定性面を可視化します。本eNPSは、NPS®でアパレル業界に実績を誇る株式会社エンゲージ監修のもと設計された「DEIを主軸に、従業員の組織へのエンゲージメントを計測」するツールです。
DEI Program
トレーニング パッケージ
Contents
個別研修
「ダイバーシティ(多様性)入門 〜Introduction to Diversity 〜」 |
---|
「インクルージョン(包括性)入門 〜Introduction to Inclusion 〜」 |
「エクイティ(公平性)入門 〜Introduction to Equity 〜」 |
「プリビレッジ(特権)入門」 |
「DEI入門 〜DEIとは?〜」 |
「DEIを取り巻く用語講座」 |
「アンコンシャスバイアス」(初級・中級・上級) |
「心理的安全性 入門」 |
「インクルーシブリーダーシップ・トレーニング」(初級・中級・上級) |
「リーダーシップ 入門」 |
「コーチング・トレーニング」(初級・中級・上級) |
「アンラーン・トレーニング」 |
「女性リーダー育成トレーニング」 |
「フィードバックトレーニング」(初級・中級) |
「育児休業 復帰トレーニング」( *カウンセリングオプションあり) |
「ウーマンエンパワーメント ワークショップ」 |
「キャリアデザイン講座」 |
「自己肯定感アップトレーニング」 |
「多様性の時代における、ジェンダーギャップリテラシー」 |
「LGBTQIA+入門」 |
「 マインドフルネス講座: サーチ・インサイド・ユアセルフ(SIY)」 *Google社が、マインドフルネス・神経科学・エモーショナルインテリジェンスを融合し編み出したプログラム |
◉研修に付随する個別カウンセリングの追加オプションあり
ーキャリアカウンセリング / コーチング / メンタリングなど
◉受講生の属性(役員・管理職・人事・一般社員の役職・ジェンダー等)にわせた、研修提供が可能ですが、一部共通となる研修もございます。
Testimonials
DEIトレーニング受講者の声
他の研修と違い、対話や体感を通じて得ていく内容で、 エクスクルージョンを体験するワークを通じて、コンセプトの意味を深く理解し、腑に落ちさせることができた。
社内でかなりこの分野(DEI、差別、人権等)に対する意識に開きがあると理解し、研修を受けたメンバーが共通の感覚を持つことができ、社内でDEI、アンコンシャスバイアスについて考え議論できるメンバーが増えた。
この手の研修は受けたことがあるが、知っている気になっており、今までになかった知見を得られた
経営を行う上で、正しい理解とスタンスが必要だということ。担当者にも強いコミットメントが必要になるということを再認識させてくれました。
上長陣とシェアをしたり対話をする機会を得られ、他社の成功・失敗事例は為になった。
現時点での当社内の認識であったりゴールまでの距離を肌感覚として感じられたことが収穫でした
今までになかった知見を得られる研修内容に加え、ディスカッションの情報共有が有意義だった。
SHeStands Policy
私たちの基本姿勢
- DEIはゴールではなく「ジャーニー」です。達成する目的地ではなく、絶えず継続していくものです。
- DEIの取り組みに「One size fits all answer」(万能な特効薬)はありません。
- 各組織によって、DEIにおけるフェーズ、ビジョン、課題は異なります。他社の成功事例を真似る必要はありません。
- DEI推進において、短絡的な考えは手放してください。本質的な変化を求めるのであれば、手っ取り早い「答え」や「結果」を求めず、長期的視点を持って根気よく取り組む姿勢が必要です。
- 現場任せ、担当者任せの取り組みには限界があります。DEIには影響力のあるリーダー達の覚悟とコミットメントが求められます。
- DEI推進を経営戦略・組織戦略と切り離して単体で取り組んでも限界があります。本質的なアプローチができず、会社の変容に繋げられません。もしあなたの組織がこのような状況で、本気でそこから抜け出し、少しでも前進したいという思いがございましたら、トップを巻き込みながら、本質的なアプローチを行い、全力でサポートさせていただきます。
- クライアント様の会社の意志(ゴール、ビジョン、バリュー)を最も大切にします。「どこに向かいたいのか」「何を目指すのか」「DEI推進の先にどのような景色が見たいのか」「どんな思いが込められているのか」を丁寧に確認しながら、明文化し、意志統一を図りつつ、DEI推進のご支援をさせていただきます。これらが一番の拠り所となります。
- 「正解」は私たちにありません。DEIジャーニーの主役は企業様およびその従業員の皆様です。私たちは、企業様の目指す先や思いに徹底的に寄り添い、方向性の整理、アドバイジングやご提案、時には一メンバーとして実行するなど、様々な形で黒子に徹しながらサポートいたします。
- 目に見える結果や答えをすぐに楽して得たい企業様や、上記考えに賛同されないご担当者様は、誠に残念ながらSHeStandsの方針とは合いません。
またはどのような解決策が組織に必要なのかお悩みですか?
まずは当社の専門チームの無料相談をお気楽にご活用ください。
最適な選択肢を一緒に見つけましょう。