DEIとは

Diversity(多様性)、 Equity(公平性) 、Inclusion(包括性)、の頭文字で構成される用語

組織のDEIとは

多様な人々が、公平な環境で、歓迎されて所属している状態。 それぞれの違いを、尊重し合い、評価し合い、生かし合い、個々が組織での存在意義を実感しながら、同じビジョンに向かって取り組み、所属している状態です。

DEIの理解を深める

その1 「多様性の種類」
その2 「Diversity (多様性) 」 vs 「Inclusion (包括性) 」

このパイのイメージの通り、頭数だけ揃え「ダイバーシティ (多様性) 」 を実現しても、組織のパフォーマンスアップには繋がりません。

これでは多様性のもたらす本来のパワーは発揮されていません。

「ダイバース (多様) 」な状態が実現されていても、「インクルーシブ」な環境とは限りません。

「インクルーシブ」な環境であれば、多様性を受け入れられる土壌はあります。

その3 なぜ「Equality (平等) ではなく「Equity(公平性)」なの?

■「平等」・・・ある特定の一つの方法や環境がユニバーサルに通用するといった考えをベースに、皆に同じものを用意すること
(皆に、同じ自転車を提供すること)

■「公平」・・・個々の特性に合わせたものが用意され、同じスタートラインに立てる状態を用意すること
(個々の特性にあった自転車を提供すること)

上のイメージのように、ある特定グループにとっての最適環境を平等に提供しても、その主流から外れたグループの人たち (Marginalized) にとってはハンデとなり、本来の能力を発揮することが難しくなります。よって、その人たちは組織に歓迎されている認識は抱けないでしょう。また、大抵の場合はこういった人たちの声は小さく、塞がれがちです。本当の意味で、インクルーシブな環境を整えていくには「平等」ではなく「公平性」が不可欠です。

その4 DEIに終わりはない
DEIに終わりはありません。これは"Ongoing process"です。

DEIのベネフィット

ービジネスケースー

企業がなぜDEIに取り組むのか


1.  人材確保(タレントプール)
豊富な人材を確保できる。人材を惹きつけるだけでなく、従業員が定着する。
Z世代の5割以上が、「多様な働き方、マイノリティ性が認められる」職場であることを重要視し、D&Iに消極的な企業には、5割以上がネガティブなイメージを抱くと回答。

参考: 株式会社RASHISA 2020年「Z世代のD&Iと働き方に対する意識調査」



2. 収益アップ

DEI推進のトレンドや傾向

ー国内外ー

世界のDEIの取り組みを見ていくと

「D&I」、「DEIB」(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・ビロンギング)、 「DEIA」(ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン・アクセスビリティ)、「EDI」、「IED」、「I&D」、など、組織や団体によっても重要とする要素が異なり、様々な言葉を用いて取り組まれています。しかし、ここには正解はありません。言葉に捉われる必要なありません。どういった言葉を使うかは大した問題ではなく、大事なポイントは、DEIの本質を捉えることです。

実際によく耳にする悩みの声


日本経済団体連合会 のアンケートによると、 ポストコロナ時代で、新しい事業環境に対応するうえでダイバーシティ推進が「重要」 とする企業は96%に上ります。また61%ほどの企業がダイバーシティ推進により期待する経営効果を明確にしているとのこと。
このように、今や多くの企業や団体も「ダイバーシティ推進」の重要性に気づき初め、経営層も意識をするようになりました。ジェンダーギャップに開きのある日本では「女性活躍」の文脈で、まずは取り組みを始める組織も多い状況です。しかし、ダイバーシティ推進に取り組む企業が増える一方で、次のような行き詰まりの声も実際にはよく耳にします。

参考: 日本経済団体連合会 2020年「ポストコロナ時代を見据えたダイバーシティ& インクルージョン推進」に関するアンケート結果 」

 

それでは、なぜ組織によってはこのように上手くダイバーシティ推進を図れないのでしょうか?

あなたの組織でも同じような思いを抱えている場合は、次のようなケースに当てはまっていないかまずはチェックをしてみましょう。

DEI推進における、よくある組織の課題7つ

「多様性」のもたらす力を実感している組織とは?

ーDEIジャーニーの歩み方ー

まず、あなたの組織はなぜDEIに取り組むのでしょうか?

「周りがやっているから?」「優秀な人材を確保したいから?」 本当にそれだけの理由でしょうか? DEIに取り組む際に、最も重要で根幹となるのが、組織のDEIフィロソフィーの整理と名文化をして意思統一を図っていくことです。 これは取り組みの「羅針盤」や「燃料」となり、継続する助けとなります。 DEI推進のベースとなる、DEIフィロソフィーは組織によって様々。 あなたの組織のDEIフィロソフィーはどのあたりに重きを置いているか。偏りがないか。付け加えていく必要のあるフィロソフィーな何か。下記を参考に整理をしてみましょう。 あなたの組織はDEIをどう捉え、定義しているか(いくか)も併せて、整理しきましょう

DEI PHILOSOPHY

DEI推進に欠かせない3つの柱

本質的な変化につなげるためには、組織内の隅々にまでDEIが行き渡り、取り組みが戦略的に設けられており、さらにそれらの進捗を定期的に評価しています。

1 「Strategy」 戦略 

DEIは戦略的インペラティブ*でなくてはなりません。DEIは目標設定と意思決定の一部として扱われていること。 *戦略の遂行に不可欠な要素

2「Continuity 」継続性

DEIの取り組みは組織に属する全員のものであり、組織生活の全ての側面に組み込まれていないといけない。 どの側面でも繰り返し目にして実行・・・

3「Accountability」 説明責任

目標に向けた推進を保証するため、進捗を計測するメトリックスを明確にした上で、プログラム、ポリシー、人を定期的に評価する仕組みと体制を設ける。

「ダイバーシティ2.0」7つアクション

経済産業省が推進する「ダイバーシティ2.0」にある行動ガイドラインには7つアクションが記載されており、DEI推進を図る上での参考となります。

1. 経営戦略への組み込み(トップマネジメントのコミットメント)
2. 推進体制の構築
3. ガバナンスの改革
4. 全社的な環境・ルールの整備
5. 管理職の行動・意識改革
6. 従業員の行動・意識改革
7. 労働市場・資本市場への情報開示と対話

Source: 経済産業省「ダイバーシティ2.0」

DEI推進を図る際のフロー

DEI推進をスタートする際の基本的なフローを参考にしながら、戦略的に進めていくことをお勧めします。

DEIにおける問題把握

戦略的、且つ本質的なアプローチをするには、組織におけるDEIの問題把握が鍵ととなります。
真の課題や問題を把握するためには、組織を多角的かつ、包括的に見ていく必要があり、下記のような様々な切り口から問題把握をしていくことをおすすめします。

DEI推進に欠かせない3つの柱

本質的な変化につなげるポイント

Values

8 Core Values We Embrace

FOUNDER

Keiko Sato

Keiko Sato

CEO & Founder
Certified Career Consultant
Certified Mindfulness Teacher
Sophia University BA- Humanities
Experienced beauty consultant at the largest domestic cosmetic company followed by Marketing Management at global sportswear company. Specialized in Brand Marketing for women’s line and Retail Marketing for the global flagship store opening, Keiko was awarded the Employee of the year in 2018 for contributing to the company. ‘Women empowerment’ had always been her “Ikigai”, however after returning from her maternity leave, experiencing the difficulty on developing the career, she realized that she had to change the environment for other women in Japan. Keiko flew to NYC, resonating to the vision and mission of Non-Profit Organization in NYC, which empowers women, and that determined her to take a serious step on progressing gender equality. Aiming to create a sustainable social giving system in Japan, she founded SHeStands, Inc.
Personal Mantra: Grow yourself into the best version of yourself.

Location

SHeStands, Inc
13th Floor Area Shinagawa Building
1-9-36 Konan, Minato-ku, TOKYO 108-0075 

  • MON - FRI
    9:00-17:00
  • WEEKENDS & HOLIDAYS
    CLOSED

DEI とは...

ダイバーシティ・エクイティ・インクルージョン とは、
多様性があり、公平で、包括的な環境を意味します。

Diversity (多様性)・・・性別、国籍、宗教、性的指向、性自認、民族、疾病、障害の有無にかかわらず多様な人が差別なく存在すること。

Equity (公平)・・・不利な状況にある人が感じているバリアを取り除き、誰もが活躍できる環境や機会を提供すること。

Inclusion (包括性)・・・多様性が歓迎され、誰もが心理的に安心感をもって参加、評価、支援され、意思決定などの重要な場に参加できる環境のこと。

*インクルーシブなグループは多様(Diverse)であるが、多様なグループが常にインクルーシブであるとは限らない。
DEI とは...

DEIのインパクト

Creativity独創性・Profitability収益性・Productivity生産性
45 %

イノベーション収益 (vs 25%)

14 %

女性役員比率の高い企業のROE(vs 9%)

87 %

質の良い判断・意思決定をもたらす

2 x

意思決定に要する時間 (倍の速さ)

参考:Boston Consulting Group「HOW DIVERSE LEADERSHIP TEAMS BOOST INNOVATION
Enterprise decision platform Cloverpop「Hacking Diversity With Inclusive Decision-Making

”SHeStands At Onceプログラム”

選ばれる理由

私たちのプログラムは、数字だけの目先の課題解決を目指すD E Iの取り組みではなく
根底にあるマインドセットの変革を促し、社員のエモーショナルケアも含めた
本質的なアプローチで真のDEI推進を実施いたします。
DEIアセスメントによる、企業の立ち位置や課題を分析。アンケートやヒアリングから、社員のエモーショナルな側面からも真の課題を把握し、個々のエモーショナルケアも含め、ニーズに合わせてカスタマイズしたDEI推進を通じて企業も働く個人もウェルビーングの実感ができる組織へとアップデートするお手伝いをいたします。
またその他、厚生労働大臣認定「えるぼし認定」「くるみん認定」や
その他関連表彰などの獲得に向けた取り組みも採用しています。
私たち社員の個々のエモーショナルな側面にも大切にフォーカスし、
企業の真の課題を解決すべくさまざまなニーズに合わせてプログラムをカスタマイズし
企業さまに伴奏いたします。

私たちのプログラムは、数字だけの目先の課題解決を目指すD E Iの取り組みではなく
根底にあるマインドセットの変革を促し、社員のエモーショナルケアも含めた
本質的なアプローチで真のDEI推進を実施いたします。
DEIアセスメントによる、企業の立ち位置や課題を分析。アンケートやヒアリングから、社員のエモーショナルな側面からも真の課題を把握し、個々のエモーショナルケアも含め、ニーズに合わせてカスタマイズしたDEI推進を通じて企業も働く個人もウェルビーングの実感ができる組織へとアップデートするお手伝いをいたします。
またその他、厚生労働大臣認定「えるぼし認定」「くるみん認定」や
その他関連表彰などの獲得に向けた取り組みも採用しています。
私たち社員の個々のエモーショナルな側面にも大切にフォーカスし、
企業の真の課題を解決すべくさまざまなニーズに合わせてプログラムをカスタマイズし
企業さまに伴奏いたします。

コンテンツ一例





アンコンシャスバイアス/D E I リテラシー/女性リーダー育成/ 役員・マネージメント層・人事向け D E I 推進/育休復帰プログラム/ジェンダー別 D E I 推進/
ウーマンエンパワーメントプログラム/自己肯定感アッププログラム/キャリアカウンセリング
/マインドフルネス/LGBTQIA+リテラシー/ジ ェンダーギャップリテラシーなど


*組織内の様々な層(経営者・人事・管理職・一般社員)に向けた
豊富なコンテンツからニーズに合わせてカスタマイズいたします

CONTACT

お気楽にお問い合わせください

HOW IT WORKS

流れ
①DEIアセスメント

①DEIアセスメント

会社のDEIレベルや女性活躍に関する状況を把握する
②社員サーベイ

②社員サーベイ

社員の帰属意識、安心感、充実感などエモーショナル側面から本音を捉える
③人事や経営者の方にヒアリング

③人事や経営者の方にヒアリング

抱える悩みやニーズをヒアリング
④プログラムをカスタマイズ

④プログラムをカスタマイズ

分析結果をもとに真の課題をつかみ、目標を策定し最適提案。
⑤DEI目標へ

⑤DEI目標へ

行動計画を策定し、HAPPY+PRODUCTIVE+CREATIVEな組織へとアップデート

企業によくある声・課題

※このような場合は、ぜひ一度お問い合わせください

☑︎ ダイバーシティ推進について企業として理解を深めたい

☑︎ 女性の社員にももっと活躍してもらいたい

☑︎ 女性活躍推進に取り組んでいるが、表面的な取り組みで効果を感じない

☑︎「社内全体のダイバーシティの理解が浅く、ダイバーシティ推進の意義が管理職や社員になかなか浸透しない」

☑︎「ダイバーシティー推進に取り組んでいるが、その意義がなかなか現場に根付かず変化が見られない」

☑︎ 社員のモチベーションやエンゲージメントを上げ生産性・収益性アップしたい

☑︎ 多様性を生かしクリエイティビティをあげたい

<対象> ・ダイバーシティ推進を強化したい/している管理職の方 ・ダイバーシティ推進を任されている人事部門の方

VOICES FROM WORKPLACE

私たちはこういった本音も大切にします
Ms.S
マネージャーになるまでは妊娠しないようにしてきたが、もう40歳手前

Ms.S

Ms. H
女性一人の打ち合わせは発言を諦めてしまう

Ms. H

Ms. E
「マネージャーになる前に子供を産むなんてもったいない」と言われた

Ms. E

Ms. S
ハードワークで生理がずっと止まっているけど、誰にも打ち明けられない。

Ms. S

Ms. T
「時短しているから評価が低くて当然」と言われモチベーションが上がらない

Ms. T

CONTACT

お気楽にお問いわせください